QOD ~Quality of Deathを通して「今を生きる」~
皆さん、おはようございます!
今日からまた新しい一週間がスタートしました。
相変わらずの暑さですが、今日も一日無理せずに・・^^
さて、前回は私にとっての衝撃的な体験をお話ししました。
突然、非日常的なことが起きたとき「死」を自分ごとのように感じる経験・・そういった経験をしたことがある人は割と少なくないと思います。
私の場合、幸いにも検査をした結果、問題ないとのことで自宅療養をすることになりましたが、あの体験は私にとって忘れられない衝撃体験となりました。
なぜなら、「死に方」を通してこれからの「生き方」を考え直すきっかけになったから。
私自身20代の頃から、仕事を通して自分が知らなかった世界を見たり、経験したことのないことを経験させてもらったり、とてもワクワクしながら仕事をしてきて、それに夢中になるとついつい我を忘れて仕事に熱中してしまうのが悪い癖。
結果、長年のそれがたたって、体調を崩してしまったのです。
療養中は、初めて自分のカラダに謝りました(笑)
「今まで無理させちゃってごめんね。」「倒れるまで気づかなくてごめんね。」
私はようやく自分のカラダの声を聞くことができるようになったのです。
人は元気なときや調子が良いときは、それが当たり前になってしまい、カラダやココロの声をついつい聞き逃してしまいます。そして、ついつい無理をしたり、調子に乗ってしまう(私です)。
ある意味、「病気」はカラダやココロの悲鳴が形になって表れたものだと思うのです。
だから、病気になったり体調を崩したりしたときは、それを正すチャンス!
その後出会った当社の顧問である川嶋医師は、「QOL(Quality of Life)」ではなく、「QOD(Quality of Death)」をよく話してくれます(書籍にもあります↓)。
死に方改革 – 「死」に備えることで豊かに生きられる – (ワニブックスPLUS新書) 2020/9/18
誰もが平等にいつか必ず死を迎える――
だからこそ、最後まで悔いを残さない人生を送るためには、自分が主体となって健康と向き合い、死に備えることが大切、と。
元気なときは、「死」ってどこか他人ごとのような感じがしてしまうけど、実は必ず自分にも訪れるもの。しかも、いつ訪れるかあらかじめ分からないもの。
それが分かっているなら、やっぱり常日頃から「自分が」「自分の」体調と向き合い、「どう死にたいか」から逆算して「今をどう生きるか」を考えていたい。
ようやく私もそう思えるようになりました。
To be continued…
