「発酵食品」って何でカラダに良いと言われているの?
みなさん、おはようございます!
また新しい一週間がスタートしました。
月曜の朝から日差しが強いスタートになりましたが、暑さに負けず、くれぐれも無理せずにお過ごしくださいね。
さて、これまで「発酵食品」は私たち日本人のカラダに非常に合うというお話をしてきました。
私たちが住む日本に昔から受け継がれている食文化。それが「発酵食品」です。
発酵という言葉は、私たち日本人にとって、思っている以上にとても身近なものです。
ではこの発酵というのは、どういったものなのか?
少し前の塩麹ブームなどにより「発酵食品」がカラダに良いものだということは分かってる。でも何が良いの?何で良いの?
――それらを紐解いていきたいと思います。
発酵とは、麹菌などのカビや、酵母、乳酸菌などの細菌と言われる微生物の働きによって、主に腸の中で炭水化物やタンパク質などの食物を分解し、人間にとって次の3つの有益なメリットをもたらすことをいいます。
今日はその中のまず一つ目をご紹介。
まずは「栄養価が高まる」――発酵食品が私たちのカラダにもたらすメリットの一つ目です。
そもそも「発酵」とは、微生物(乳酸菌、麹菌、酵母など)のはたらきによって食物が変化し、人間にとって有益に作用することをいいます。
反対に、有害な場合は「腐敗」です。
発酵は食物のおいしさや栄養価、保存性を高めるだけでなく、私たちには嬉しい腸内環境の改善や抗酸化作用など、健康効果をもたらします。
例えば、大豆を微生物である「納豆菌」によって発酵させた納豆は、煮大豆に比べ、ビタミンB2は約6〜10倍、葉酸は約3倍に増えると知られています。
また、生の大豆には含まれないビタミンK2は、発酵食品となった納豆には含まれています。つまり、食品を発酵することで、栄養価が高くなることがわかっているのです。
発酵を促す微生物は大きく「カビ」「酵母」「細菌」の3つに分けられます。
カビの胞子や酵母、細菌の細胞は、いずれも10μm(マイクロメートル)以下と小さく、目には見えませんが、彼らのはたらきなくしては、発酵食品は生まれません。
また、健康調節機能を持つ物質が体内に吸収されやすくなります。
納豆や味噌では、イソフラボンが体内に吸収されやすく変換されたり、抗酸化物質が生産されたりします。
これも私たちにとっては大変嬉しい効果ですね。
続きはまた次回お話しします^^
FRESH&Co.
