体内の大掃除をする食物繊維の働き
みなさん、おはようございます!
今日から8月に入りましたね!
暑い日が続いていますが、この日差しを浴びることができる夏を思いっきり堪能したいと思います!
みなさん、熱中症対策は忘れずにしてくださいね。
前回、太りにくいカラダ作りのためには、食物繊維を毎日たっぷり摂ることが大切だというお話をしました。
今日はその食物繊維についてもう少し詳しく見ていきましょう。
食物繊維には、みなさんご存じのとおり、不溶性と水溶性の2タイプあります。
便通を整えるのは、主に水に溶けない不溶性の食物繊維です。
不溶性の食物繊維は、野菜、キノコ類、穀類に多く含まれています。
海藻類、豆類、緑黄色野菜に豊富な水溶性の食物繊維には、コレステロールや肥満の素になる糖の吸収をゆるやかにする働きがあります。
これらには、食後、血糖値の急激な上昇を抑える働きがあり、こちらも太りにくい体質を作るのに効果があります。野菜好きな人に痩せている人が多いのは、これが理由なんですね!
また、食物繊維には、体内に取り込まれた重金属などの有害な物質を排出する働きもあります。
さらに、腸内の環境を整える乳酸菌などの善玉菌のエサとなって、善玉菌が増えるのをサポートします。
体内の大掃除をするのには欠かせない働きをしてくれる食物繊維。
そんな大切な食物繊維が、現代人は不足していると言われています。
食物繊維の1日の必要量は、20~25gと言われています。1日300gの野菜を食べると、これがクリアできます。フルーツの場合は1日200gが必要です。
不溶性・水溶性にかかわらず、野菜・海藻類をたくさん食べることが大切ですね。
<食物繊維の3大効用>
・便秘の改善など、腸内環境を整える → 免疫力UP
・糖の吸収をゆるやかにする → 肥満・糖尿病の予防・改善
・重金属などの有害物質を排出する → がんの予防・美肌
<その他、食物繊維の働き>
・コレステロールの上昇を抑える → 動脈硬化の予防
・塩分の吸収を抑えて、血圧の上昇を防ぐ → 高血圧の予防・改善
・かむ回数を増やして、唾液の分泌をよくする → 肥満の予防
・腸の粘膜を保護 → 潰瘍の予防
・便をほどよくやわらかくして量を増やす → 便秘の予防、整腸
こうしてみると、食物繊維は私たちの健康にとっては欠かせないものということが分かります。
もちろん他の栄養素も健康のためには欠かせません。
けれども、体内がキレイな状態でないまま一生懸命栄養を摂ったとしても、それが体内にうまく吸収されずに外に出て行ってしまいます。
健康になるために、まずは体内のお掃除から!始めてみませんか♫
FRESH&Co.
