自律神経のバランスが整えば腸内環境も安定
みなさん、おはようございます!
相変わらず暑い日が続いていますが、バテていませんか?
適度に涼しい環境と水分をこまめに摂って、引き続き暑い夏を乗り切りましょう!
さて、前回まで腸内環境を整えるには食物繊維を毎日たっぷり摂ることが大切というお話をしました。
まずは体内をキレイにして栄養を摂る!これが大切ですね。
もう一つ、腸内環境を健康に保つために欠かせないのが「自律神経」です。
なぜなら、腸の動きは自律神経によってコントロールされているから。
自律神経とは、体中に張り巡らされている末梢神経の一種のことで、すべての内臓の動きや血管の拡張・収縮、温度調節や呼吸、腸のぜん動運動など、生命維持に必要なあらゆる体の動きをコントロールしています。
いわば、私たちのライフラインを支えているもの。
この自律神経が整えば腸の働きも安定し、また自律神経のシステム自体が整うかどうかも、腸の動きが深く関係しています。
お互いに影響し合っているので、両方から調子を整えていくことで、自然と不調知らずの健康なカラダへ変化していくのです!
皆さんご存じの通り、自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、それぞれバランスを取りながら働いています。
・交感神経・・活動や緊張、興奮時の神経。昼間に活発に働く。
・副効果神経・・脱力や睡眠、リラックス時の神経。夜間に活発に働く。
この2つの神経が、1日の中で1対1のバランスで切り替わることが、心身が健康的にパフォーマンス高く機能できる理想的な状態です。
腸の動きを見てみると、交感神経の働きが高まるとぜん動運動が停滞し、副交感神経の働きが高まるとぜん動運動は活発になります。
腸の動きがもっとも活発になる時間帯は、副交感神経が高まる夜、特に睡眠中である夜中の間。
私たちが寝ている間に、体の中では副交感神経の働きで腸が活発に動き、腸内に残った消化物を排泄する準備を整えているのです!
また、こうした1日の大きな流れとは別に、食後には副交感神経が高まるので、腸の働きが活発になり、消化吸収が進みます。
なので、働いている人たちは難しいと思いますが、腸を休めるために食後の休憩をとることはとっても大切なのです。
交感神経と副交感神経のバランスがうまく取れていると、腸の動きが安定するので、本来の働きができるようになります。
栄養たっぷりの血液が全身をめぐるため代謝がアップ!
免疫力が上がって風邪をひきにくくなり、疲れがたまりにくくなり、便秘もしにくくなり、体調も良くなってくる!
それにつられて、気持ちも軽くなってくる!
良いことしかないですね。
反対にこの2つの神経のバランスがうまく取れていないと、交感神経が優位に偏っている人は便が動かず、便秘になって腸内環境が悪化します。
また、副交感神経に偏っている人は、腸が疲れる原因となります。
自律神経のバランスは、睡眠不足やストレスなどによって簡単に崩れてしまいます。
現代人は特にストレスが多く、それにより交感神経に偏り、腸内環境に悪影響を与えるため、免疫力の低下にもつながっています。
忙しい毎日の中ではなかなか難しいことではありますが、できる限り意識をして、自律神経を本来の1対1のバランスに整えて、腸内環境を改善していくことが大切ですね。
FRESH&Co.
