春ウコンと秋ウコン

「ウコン」という名前は、もう皆さんよくご存じだと思います。
英語名は「ターメリック」。最近ブームのスパイスカレーでもおなじみですね。
ではそのウコンに、「春」と「秋」という季節性があるのはご存じでしょうか。
春ウコンは文字通り春(4月~5月頃)に花を咲かせるもので、
精油成分とミネラルが豊富。
アロマテラピーに興味のある方は、シネオールやカンファーといった精油名を
聞いたことがあるかもしれませんが、
これらをはじめ、春ウコンには100種類近い精油成分が含まれています。
苦みと辛みが強いためそのまま食用にはむかず、
主に健康食品などに使われていることが多いようです。
もうひとつ、秋ウコンは7月~8月に花を咲かせるもので、
「クルクミン」というポリフェノールの一種である成分が豊富に含まれています。
クルクミンは、ウコンの根の部分に蓄積している黄色色素で(カレーの黄色の元です)、
肝機能を強化する作用や、抗酸化作用、コレステロール値を下げる作用など、
さまざまな健康維持のための効果が期待されています。
春ウコンもクルクミンを含みますが、秋ウコンは、春ウコンに比べて
約10倍!の含有量なのだそうです。
ウコンについては世界中でさまざまな研究がされていますが、
このように多くの作用を持つクルクミンが、ウコンという植物のなかで
どのようにして作られるのかという点については、
はっきりしてきたのはどうも最近のことなのだとか。
FRESH&Co.のカレースープ「Power Curry」も、
1包に対してこのクルクミンを35mg含有しています。
肝機能強化や抗酸化作用には秋ウコン。覚えておいてくださいね。
FRESH&Co.