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食生活と、いのちの長さ①

皆さんは、自分の食生活についてしっかりと考えたことってありますか?
「命は食にあり」とか「身体は食べたものでできている」といったことを
耳にしたことはあるのではないでしょうか。

FRESH&Co.のスローガンも、「食べることは、生きること」で、
食のあり方は、生きることそのもの、つまり人生そのものであると考えています。

さて、昨年末に厚労省が発表した「2020年都道府県別生命表」。
長寿県のイメージがある沖縄が、男性の平均寿命80.73歳で
なんと全国43位(前回は80.27歳で36位)、
女性は87.88歳で16位(前回は87.44歳で7位)でした。
ちょっと、衝撃的なデータです。

この凋落ぶりは一体何が原因なのでしょうか。

ひとつ考えられる大きなことは、食生活の急激な変化でしょう。
それまで食べられてきた沖縄の伝統食から、
戦後、米国(米軍)の影響を受けた食習慣、食材へ。
ある調査によれば、日本で最もファストフード店が多いのは沖縄県で、
人口10万人あたりの店舗数は9.36軒。
2位の東京都が6.69軒ですから、沖縄はかなりの数に昇ります。

ちなみにケンタッキーフライドチキンの
1人当たりの消費量が全国一なのも沖縄県なんですね。
もはやケンタのフライドチキンがソウルフードだ、なんて
笑うに笑えない話も将来的には出てくるのかもしれません。

戦後、そんな食習慣が一気に流入して70年以上が経ったいま、
じわり、じわりと健康に影響が出てきてしまった結果が
今回の厚労省の発表となった、ということなのではないでしょうか。
これまで長寿県を誇っていた沖縄県のこれらの数字は、
私たちにいろいろなことを考えさせてくれます。

ではひるがえって自分の食生活は、というと……?

次回も、もう少しこの話をしてみたいと思います。

FRESH&Co.