桃の節句はどうして「桃」なの?

こんにちは。
すっかり春の陽気で迎える桃の節句、ひな祭りですね。
ところで、桃の節句の由来ってご存知ですか?
桃の実は、古事記にも重要なアイテムとして登場する、
歴史の古い果実なんですよ。
イザナギノミコトとイザナミノミコトという神様の名前……
聞いたことありますよね。
この二人は夫婦神でしたが、
先に死んでしまったイザナミは、黄泉で化け物になってしまいます。
それを見たイザナギは恐怖で逃げ出しますが、
夫が自分を見て逃げたことに怒って追いかけるイザナミ。
これから逃れるために、
イザナギがイザナミ投げつけたものが桃の実だった――というお話です。
ここから、桃には魔除けのパワーがあるとされ、
桃の節句には邪気を払い、
子どもが無事に成長するように、
という願いが込められるようになったんですって。
ちなみに、ひな壇に飾る桜と橘も、
古来、魔除けの効果があるとされる霊木なのだそうです。
みなさま、今日もよい一日をお過ごしください。
FRESH&Co.